EF65PF牽引の工事用臨時列車

こんばんは。3連休最初の土曜日の夜、皆さんは如何お過ごしでしょうか。

さて今夜のブログはちょっと古い話題ですが、武蔵野線の浦和トンネルを抜け、大宮方面に向かうEF65PF1104号機牽引の、レール輸送の列車(工臨とも呼ばれているそうです)の写真を、公開いたします。

EF65-1104号機も検査を受けたばかりなのか、車体が綺麗で今から約40年前に製造された当時の姿を、思い出してしまう位に綺麗に整備されております。

2006年3月のダイヤ改正で、寝台特急出雲号が廃止されてからはJR東日本のEF65PFも、工事用の臨時列車やイベント列車の牽引位しかお目に掛かれる機会は無く、往年のブルートレインを牽引する姿を知る者としては、寂しい限りでございます。

旅客列車の牽引で今後、期待される事と言えば、高崎車両センターの12系客車を牽引する際に、EF65P型500番台が不具合になり、EF64以外での牽引でも余裕が無い場合に、EF65PFが代替として運転する位なのかなと思います。

まあ先月の黒磯訓練では、E26系のカシオペア車両を牽引するシーンも、お目に掛かれましたので。もしかしたら客車牽引の運用に就く場合も有りそうですね。

前述のEF65P型の501も、製造されたのが1965年頃でしたのでもう53年近くも、運転されているのは奇跡かと思います。何しろ東海道本線山陽本線ブルートレインで、13年間の活躍とは言え東京~下関で片道約1000kmの距離を、運転して来ましたので往復で約2000kmですからね。反面あまりにも過酷な運用でしたので、製造から10年位が経った時に故障やトラブルの発生、台枠の歪み等によりEF65PFに九州ブルートレインの運用を、1978年10月のダイヤ改正で譲り、以後は貨物列車の運用で過ごして来た仲間が多かったですからね。

JR東日本のEF65PFも、もう暫くは残るかと思いますが、工臨はキヤE195系が製造され現在は試運転中ですので、もし問題無ければ今後はキヤE195系に、運用が置き換えられると思います。

それでも客車牽引等で残る仲間も居ると思いますが、状態良い機関車はJR貨物に譲渡するのでしょうかね。その辺りに関しては私も分かりかねますので、何とも言えませんが。

ただEF65PFもJR東日本に配置されている機関車は、既に製造から約40年近く経ちましたので、何時引退してもおかしく無いと思います。

もし沿線で見掛ける機会や、イベント列車で運転される時は、カメラに収めて置くのが良いかも知れませんね。


※写真は武蔵野線の浦和トンネルと抜け、大宮方面に向かうEF65PF1104号機牽引の、工臨列車を俯瞰撮影したシーンで有る。
この姿もあと数年で、見られなくなるかも知れない?

撮影日2018年5月24日



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