JR九州の783系もデビューして30年ですね

こんにちは。11月も下車に差し掛かりましたが、如何お過ごしでしょうか。

JR九州の特急列車で運転されている、783系ハイパーサルーンは、1988年3月にデビューし、1990年まで90両が製造されました。

一部、余剰車が一昨年に4両、廃車解体されたのは残念でしたが、まだ86両がJR九州の電化区間で、特急列車として運転されております。

一応、JR九州では長崎新幹線の開業までは、783系を残す様ですが、JR九州も在来線の特急電車は、新たに製造する予定も無く、現在の車両で暫く賄う感じもいたします。

来年は九州新幹線の、新八代鹿児島中央間の、開業15周年を迎えますが、800系新幹線も今後は、N700系新幹線のグリーン車付き編成に置き換えて、JR西日本山陽新幹線に直通し、新大阪までは運転できる様にして、行くのでは無いかと思います。

九州新幹線の800系は、運転区間や寒冷地で無い為、通常の新幹線車両に比べるとまだ、暫くは運転するかと思いますが、普通車だけのモノクラス編成では、山陽新幹線に直通運転できない為、8両編成のN700系グリーン車付きの製造で、全て置き換えられそうですね。

少子高齢化JR九州の経営も、今後は厳しくなりますし、東九州自動車道の全通により、日豊本線の特急列車も大分~鹿児島中央までは、厳しい乗車率になりそうです。

今後JRグループも、自社完結での運転のみならず、他社JR線に直通する、魅力有る列車を考え、運転して乗客を増やさなければならない時代かと思います。

JR九州の電化区間は、福岡市営地下鉄に乗り入れる筑肥線を除き、交流電化区間が多いので、車両も交流電車が多く、JR西日本に乗り入れ可能なのは、国鉄型の415系しか無い状況です。

まあ在来線で他社線に乗り入れとなると、豪華寝台列車ななつ星」(以下同じ)をJR西日本に乗り入れさせ、大阪方面に走らせるのも、良いかも知れませんね。

JRグループも新幹線頼みになっている感じですが、在来線だけでも魅力有る車両は各社、揃えておりますので、乗り入れ可能な車両に関しては、規制を緩和して運転して欲しいと思います。

交流型特急電車は、自社線しか運転できませんが、客車に関しては他社線も、機関車付け替えで、乗り入れ可能ですので、ななつ星JR西日本に乗り入れたり、JR四国に乗り入れても良いかと思います。

勿論、JR九州線での運転も良いですが、年に数回は他社線に乗り入れて、運転するのも人気を保つ、秘訣かと思います。

今日の鉄道ブログの内容は、脱線気味になりましたが、今後783系が豪華な車両に、改造される日が来る事を、楽しみにしたいと思います。

※写真な日豊本線の撮影地、宮崎~南宮崎の大淀川橋梁を渡る、783系電車の特急にちりん号。

撮影日2005年9月


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