JR西日本も通勤特急新設は時代の流れか

こんにちは。クリスマスも終わり、街は正月モードに移行してますが、例年に比べるとやや、静かな年末かと思います。

さて来春のダイヤ改正で、JR西日本が大阪~姫路を結ぶ通勤特急ラクラクはりま号が運転されます。

この区間は、山陽新幹線と並行しておりますが、大阪駅を始め一部の主要駅では、山陽新幹線の駅から離れており、乗り換えが不便な面が有るので、新幹線停車駅の恩恵を受けない、兵庫県内の駅の利用者へ、快適に通勤したいと言う要望が有ったのも、新設された理由かと思います。

既に東海道本線には、特急びわこライナー号も運転されておりますので、混雑した新快速や快速で移動するより、特急料金を払っても通勤したい人が、関西にも多くなったのかなと思います。

車両は写真の683系2000番台を改造した、289系で運転される様ですが、289系が山陽本線で運転されるのは、網干の車両工場への、入場時かと思いますので、営業運転では貴重な車両かと思います。

その他に大阪~姫路には、特急スーパーはくと号や特急はまかぜ号が、運転されておりますが、夕方から夜間に掛けて運転されるそれらの列車に、通勤で乗車されている方もおり、JR西日本も新快速や快速の混雑を見て、利用者が居て採算取れる可能性や、289系の車両停泊で網干への留置を兼ねて、新設されたのかと思います。

ダイヤ改正以降、運転される特急ラクラクはりま号が、どの位利用者が居るのかは、まだ何とも言えませんが、利用者低迷で早期廃止にならない事を、願うばかりでございます。

※写真は北陸本線を走る特急しらさぎ号。
683系2000番台も北陸新幹線開業により、一部の車両は289系に改造され、特急くろしお号や特急こうのとり号で、運転されている。

撮影日2003年6月



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