鉄道車両の余剰廃車も不条理です

こんにちは。週末金曜日、如何お過ごしでしょうか。

昨日の深夜に、北海道夕張の石炭博物館で、火災が発生し現在も、消火活動が続いている状況です。

先月、夕張支線の乗り納めで、夕張に足を運びましたが、その時は石炭博物館に足を運べず次回、夕張に足を運んだ際に、訪れてみたい場所でした。

早めの鎮火と復旧が、望まれる処でございます。今回の火災が深夜の発生で、坑内に観光客や博物館のスタッフは、居なかったかと思います。

さて先日、埼玉の大宮総合車両センターに留置されていた、E231系電車の付随車4両が廃車回送の為、長野総合車両センターへ配給されました。

中央総武緩行線普通列車の運用から、武蔵野線へ転属する際に、中間車の付随車が余剰になり、用途や転用先が無い為に、廃車解体される車両が、発生したものです。

老朽化や経年劣化で無く、武蔵野線のホーム有効長が、8両編成分しか無い為、中央総武緩行線の10両編成から、2両の中間車を切り離して、転属改造するのでやむを得ない面もございます。

ただその様な理由とは言え、余剰ながらまだ運転可能な車両が、廃車解体されるのは、不条理な点を感じずにいられないですね。

JR東日本の車両管理部署での方針ですので、利用者でも有り鉄道ファンの私が言う権限は無いですが、大宮総合車両センターで、4ドア車と6ドア車のサハ(付随車)が4両、廃車待ちの留置されていた姿は、やはり残念だったと思います。

もし武蔵野線が全ての駅で、ホーム有効長が10両編成分有れば、廃車される車両は6ドア車のみになって、編成組み換えされていた、可能性は有りますね。(これでも不条理な廃車ですが)

当鉄道ブログでも取り上げている、武蔵野線も広幅車体が多くなり、混雑緩和もされたりして良くなって来ましたが、10両編成で有れば、もう少しゆとりの移動と、車両の有効活用もできて、廃車コストも最小限で済んだのでは、無いかと思います。

今後も車両の転配は続きますが、その動向に注目したいと思います。

※写真は中央総武緩行線御茶ノ水~水道橋を走る、E231系電車のB4編成。

撮影日2017年5月28日

イメージ 1