混結編成で運転されるJRの列車

おはようございます。敬老の日の祝日月曜日如何お過ごしですか。東京は残念ながら今日も小雨の降る、朝を迎えました。

JRの各鉄道会社では、異種間編成で連結し運転されている、列車がございます。例えば私が住んで居る東京では、JR東日本E231系E233系の近郊型仕様の電車が、上野東京ライン湘南新宿ラインで運転されております。

その他のJRの旅客会社でも異種間編成で連結され、運転されている列車は数多くあります。国鉄時代は混結編成の列車も盛んで、飽きない位に沢山見ることができましたが、JRになってからは混結編成は見られなくなり、代わりに異種間編成での連結が多く見られる様になりました。

電車の場合ブレーキ装置が電気指令式で、他の編成との連結に対応していれば、混結での運行はできませんが異種間で連結することは可能な様です。

さて本日掲載した写真は以前当ブログでも紹介した、札沼線学園都市線)を試運転中の、733系電車と721系電車の異種間連結編成です。前者の車両はロングスシート車で後者は転換クロスシート車です。

JR各社も少子高齢化で、乗降人員が今後も減少して行く為、将来的にもしかしたら転換クロス車の着席サービス車両が登場する可能性もございます。ただJR東海中央西線の快速セントラルライナーが、一昨年のダイヤ改正で廃止されましたので、慎重な対応になって来ると思われますが、まあ私としては鉄道で移動する時は、リーズナブルな料金であれば快適に移動したいと思いますので、¥300円位の乗車整理券料金で着席サービスを受けられるのであれば、歓迎したい処です。

特急や新幹線又は普通列車グリーン車に比べれば、¥300円の乗車整理券で確実に着席できて移動できるのであれば、安く快適な旅や通勤ができますからね。JR東海の快速セントラルライナーの廃止は、本当に残念でしたね。料金不要の快速の併行して運転されていた点も、晩年はマイナス要素でしたね。停車駅もそれ程変わりませんでしたからね。

そこで改善案としてはやはり、JR東海と並走して走る名鉄の様に、特急利用する場合の指定券は座席指定券のリクライニングシートにし、自由席は乗車券のみのロングスシート又は簡易転換クロスシートにすれば良いと思います。

まあ理想は着席サービス利用者には、フリーストップのリクライニングシートし自由席利用者はロングスシートや簡易転換クロスシートで良いと思いますので、長距離移動が多い関西の新快速電車や東海地区の東海道本線の長距離普通列車等に、連結すれば良いのではないでしょうか。

何も皆が快速列車で、窮屈な移動をしたいと思ってはおりませんからね。大手私鉄もこれからの少子高齢化で、鉄道の運賃収入減少案として、西武電車も40000系の電車を登場させ、着席有料サービスを実施しますし京王電鉄東武鉄道東上線の様に、TJライナー仕様の電車導入を検討しておりますからね。

鉄道が生き残りを掛けるのであれば、普通列車・快速列車にも着席サービスを実施して、快適に移動できる様になれば、マイカーからの移行客や新規客のリピーターも獲得できますから、今後の輸送は量から質に移行して欲しいと思います。

首都圏の普通列車グリーン車の拡大は成功しておりますので、今後は首都圏以外でもJR北海道快速エアポートuシートや、本州と四国を結ぶ快速マリンライナーグリーン車・指定席の列車が他線区でも、拡大して快適でリーズナブルな移動が来る日を、楽しみにしております。

2012年10月、札沼線学園都市線石狩当別石狩太美にて撮影。


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