100系特急スペーシアのJR線乗り入れ拡大する!?

2017年春にデビューする、東武鉄道の新型特急車両の500系ことリバティーが、東武日光線鬼怒川線等に運転されますが、現在運転中の東武特急100系スペーシアも、けごん・きぬがわの運転系統で、変化がありそうです。
500系リバティーは基本3両編成で、同じく3両増結して6両編成で浅草~下今市を運転し、東武日光鬼怒川温泉行きとして運転されると思われます。また鬼怒川温泉から先の野岩鉄道会津鉄道にも乗り入れし、会津田島まで運転されると思われますがその分、100系特急スペーシアの運用も余裕が出て来ると思われます。
現在JR東日本253系は6両2編成が、特急日光・特急きぬがわ号で運転されておりますが、予備車も無くあまり余裕のある運用とは言えません。また100系スペーシアとの車内設備も大きく開いている感じでございます。
これからはあくまでも予想ですが、JR乗り入れの100系スペーシアが全て日光・鬼怒川温泉系統のJR線乗り入れ列車を統合し、スペーシア日光号・スペーシアきぬがわ号として運転されるのではないかと思います。
もし100系に統合されれば、新宿発着のスペーシアが渋谷を停車し、品川・東京・船橋・千葉発着系統や、同じく渋谷から武蔵小杉・横浜・大船・鎌倉・逗子・横須賀或いは、大船から藤沢・茅ヶ崎・平塚・小田原発着が見られるかも知れません。
勿論それらの地区へ運転が決まれば、JR線へ乗り入れ未対応車のスペーシアは、改造しなければなりませんが、東武の特急スペーシア号としては、最高のサービスをJR線のみの利用でも満足できるのではないかと思います。また多摩地区の立川・八王子発着スペーシアも面白いアイディアで、新宿での方向転換を辞めて大宮から武蔵野線貨物連絡線に入り、北朝霞・新座・新秋津を途中停車するのも、武蔵野線沿線からの乗客を拾うには良いと思います。特に北朝霞は隣接駅の朝霞台で、東武東上線沿線からの乗客を拾えますからね。(ただ範囲は狭く和光市~川越辺りが妥当かなと思います。)
デビューして四半世紀を越え、日光詣に改装したスペーシアも、JR線をほぼ行き来しておりますので、もっとより一層の運転拡大をして、日光・鬼怒川温泉への移動を便利でお気軽に行ける場所にして欲しいと思います。
前述の千葉発着を更に延長運転して、成田空港から発着の列車が有れば、成田からの飛行機で来た外国人旅行客をダイレクトで輸送できますので、メリットがあると思います。ただ運転距離や時間が長く採算性も考慮し、秋葉原四ツ谷経由で無く、東京・品川・渋谷経由にしたのは集客を見込める為です。
写真は新塗装の東武100系特急スペーシアきぬがわ号新宿行き。(2013年2月撮影)


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