品川駅改良工事が完成後に常磐線方面からの直通電車は増えるのか!?

昨日の午後から今日の午後まで、JRの品川駅で改良工事が行われ、宇都宮線高崎線方面からの上野東京ラインの電車は、上野止まりで折り返し運転されております。また旧田町車両センターも僅かな電留線のみが残り、往年の姿は無くなって来ました。
上野東京ラインの電車で横浜方面に直通する電車は、前述の宇都宮線高崎線からの電車のみですが、品川駅の改良工事が完全に終了した後は、常磐線方面の電車も東海道本線の横浜以遠に、延長運転して欲しいと思います。
現状のダイヤで平日のデータイムでも10分おきのダイヤで、混雑がグリーン車含めて激しく落ち着いて移動できない状況でございます。
私は会社員ですが、満員電車は若い頃から大嫌いでした。特に理解できないのは乗換え改札口や階段が近いからと言う理由で、その車両だけ異様に混み乗り切れない車両を見た時は、その車両に多く乗る乗客の気持ちを未だに理解できません。
その様な車両を見た時は必ず私は、少しでも空いている車両へ移動して、満員電車での要らぬストレスを軽減したものでした。
JR東日本の首都圏近郊電車では、グリーン車がJRになってから宇都宮線高崎線湘南新宿ライン直通電車を含む)・常磐線に2両ずつ連結され、グリーン定期券所持者やグリーン券を購入すれば、通勤定期券・通学定期券で乗車することも可能になりました。
確かに従来の普通列車グリーン車に比べ、利用者は首都圏への回帰を含めて増加いたしましたが、快適に落ち着いて移動する時間は残念ながら減少いたしました。
まあ私も社会人になり、若い頃からJRのグリーン車で多く移動して来ましたが、乗客は多くなったものの25年前に比べると、やはり快適性は減少している様な感じです。
ただこれ以上、現在のグリーン車を更に増結したりすることは困難で、普通車から差し替えてグリーン車へすることも困難です。そうとなればやはり増発で対応するしかないのかなと思います。東海道本線の場合は沿線人口も多いので、常磐線中距離電車(通称青電)のE531系電車が、横浜以遠の藤沢・茅ヶ崎・平塚・小田原方面から直通しても、利用者が誤乗で間違えて乗れない等のトラブルも無いので、グリーン車付の電車が直通運転すれば混雑解消に繋がると思います。
ただE531系は交直流電車の為、製造コストが高くなるのと、水戸支社勝田車両センターへの電車収容能力の影響で、大量の車両増備は難しいと思います。そこでラッシュ時間帯限定で、E501系を上野東京ラインへ直通させグリーン車連結無しの電車を走らせるのも、良いのではないでしょうか。
E501系も上野直通運転撤退後は、土浦~水戸・勝田~高萩~いわきの常磐線運用と、友部~小山の水戸線運用のみで車内全車ロングスシートの車内を持て余し気味です。そこで一部の混雑時間帯にE501系を以前の様に上野方面へ直通させ東京・品川・横浜方面へ運転してみては如何でしょうか。
そうすれば車両不足も解消したします。まあ強いて言えばE501系電車には、グリーン車は連結されておりませんので常磐線での混乱は無いと思いますが、東海道本線の品川以遠の川崎・横浜方面からの利用者は、かなり混乱しそうな感じですので、JRが注意喚起をして利用者への理解を求めた方が良いと思います。
しかしE501系15両編成の交直流電車が、東海道本線を走ったらちょっとレアな感じですね。因みにE501系は車椅子対応のトイレが設置されておりますのでご安心を。
写真はは常磐線 南柏北小金を通過する、E531系電車の上野行き。(2011年8月撮影)


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