JR西日本オール電動車の287系特急電車

おはようございます。天皇誕生日の祝日でクリスマスビフォーの金曜日、如何お過ごしですか。昨日は北海道の新千歳空港は大雪の影響で飛行機の欠航し、搭乗できなかった乗客約3000人が空港で一夜を過ごされた様ですね。また新潟糸魚川での大規模な火災で家屋等が全焼する被害も発生しております。また今朝はクリスマスアフターに放送される予定の、スマスマでSMAPメンバーが生放送に出演せず、更に紅白歌合戦にもSMAP出場も無くなりましたので、ファンの嘆きは人一倍強いのではないでしょうか。

さて2011年に北近畿方面の特急電車で使用されて来た、183系電車の老朽化に伴う置き換えと、同じく南紀方面で運行されている特急の381系電車を置き換える為、JR西日本の287系がデビューし現在、福知山電車区に46両と吹田総合車両所に51両の計97両が、特急こうのとり、きのさき、はしだてまいづる、くろしお号で活躍しております。

287系は何と全編成が電動車なので、嘗て国鉄時代に計画された187系電車で碓氷峠を、EF63の補機無しで峠越えする為の特急電車の様な、オール電動車に匹敵します。ただもし信越本線の横川~軽井沢間が今でも存在していたとしても、287系が補機無しで碓氷峠を越えられるか否かは判断できませんが、半室グリーン車も含めて電動車にしたのは珍しいです。

まあ車両を柔軟に運用するとなれば、特急くろしお号で使用されている287系が、車両不足に陥った場合に特急はるか号で使用されている281系と編成間連結(JR東日本上野東京ライン湘南新宿ラインの運用で、E231系+E233系で運転されている連結方式。)ができるのでしょうかね。

特に紀勢本線阪和線で運転されている振り子式の特急、283系電車は18両の少数派で夏のシーズンに検査が重なれば、車両不足に陥る可能性も否定できませんからね。そうすると少し余裕のある特急はるか用の、281系電車が287系と編成間連結で対応できれば、乗客へ混雑した車内で移動することも無くなりますからね。最も南紀地区の観光客も減少気味で和歌山県としては、パンダをアピールして起死回生の活動を行っておりますからね。

前述で書き込みの通り287系は現在97両がJR西日本の福知山電車区と、吹田総合車両所に配置されておりますが、岡山~出雲市間を結ぶ特急やくも号の381系電車も、リニューアルされているとは言え製造から34年経って陳腐化も目立ちますから、車両置き換えをJR西日本も計画していると思います。

ただ北陸本線を走る特急サンダーバード号や特急しらさぎ号で使用中の、681系・683系電車が北陸新幹線敦賀延伸で余剰となった車両を、特急やくも号で置き換えるのか或いは現行の287系97両を、特急やくも号で運転させる為に転属させるのかはJR西日本が今後、どの様に車両を置き換えて行くのか興味深いと思います。

ただ特急やくも号を幾らリニューアルしたとは言え、あと10年も381系電車で運転するのもどうかと思いますが。国鉄型の特急車両も年々減少し、来年には485系ジョイフルトレインに改造された車両以外は、営業本線から消えますのでJR西日本で残っている381系電車もそう長く走るとは思えませんからね。

ただ北陸新幹線敦賀までは早期に、開業させるつもりだと思われますので、敦賀から先の京都・大阪・神戸方面は新快速電車や快速電車で運行し、特急電車での運転は取り止めになる可能性も高いですからね。まあ残ると言っても敦賀~名古屋の特急が細々と残るか、或いは米原までは新快速電車や快速電車の増発で対応し、名古屋方面の特急も取り止めにするのかも知れませんが。

ブログの書き込みが脱線し失礼いたしました。さて北近畿方面の特急で運転されている特急列車で、はまかぜ号が唯一ディーゼルカーキハ189系で運行されておりますが、播但線の寺前~和田山間がトンネル改修工事の問題で電化を断念した関係で、ディーゼルでの運行になってしまいましたが、何とも中途半端で効率の悪い感じになり不経済な直通運転になりましたが、もし特急はまかぜ号が播但線オール電化と、城崎から鳥取まで電化されれば287系電車の特急はまかぜ号として、運転されていた可能性もございますからね。

特急はまかぜ号がもし287系電車で運転される場合、配置車両基地吹田総合車両所京都支所に配置され、特急くろしお号と共通運用になっていた可能性も高いですね。また681系・683系電車が289系に改造されて山陽本線山陰本線を走っていた可能性も高いです。

ただ播但線オール電化と、山陰本線の城崎~鳥取~米子まで電化された場合、特急はまかぜ号も当然電車での運転になりますので、余ったキハ189系の運転となると、大阪・京都から東海道本線を経由し岐阜から高山本線の特急ひだ号として、JR東海キハ85系と共にキハ189系が運転されていた可能性もございますからね。まあ特急ひだ号の大阪行きの場合、幾ら本数が1往復しか無いとは言え、乗客は名古屋~高山・飛騨古川・富山を結ぶ特急のイメージが強いですから大阪から高山本線に直通する特急は、たかやま号かのりくら号の方が良いのではないでしょうか。

私としては大阪~高山・飛騨古川を結ぶ特急は、のりくら号の方が良いかなと思います。何故ならば大阪~米原は新快速電車・快速電車の後を、のらりくらりと東海道本線の特急が走っておりますので、その愛称名が相応しいのではないでしょうか。のりくら号は急行列車で嘗て、名古屋~高山・飛騨古川を結んでおりましたが、キハ80系ディーゼルカーの特急ひだ号を置き換えの際に、キハ85系の特急ワイドビューひだ号へ全て格上げ統合の為、廃止された列車名です。

高山本線キハ85系で速度向上し車内も快適になりましたが、嘗て大出力のキハ181系ディーゼルカー導入が、車両トラブルで反対に遭い、大出力化が見送られ長年、勾配の多いキハ80系での運行は苦戦続きでした。JR西日本キハ189系高山本線に走らせても、キハ181系の様なトラブルは少ないと思いますので、高山本線に乗り入れてもキハ85系と同等のスピードで走ることは可能だと思います。

まあこれは特急はまかぜ号が播但線オール電化と、城崎~鳥取~米子の区間で直流電化が達成した場合に、余剰になったキハ189系の活用法ですので悪しからず。

今日のブログの書き込みは脱線しっぱなしでしたが、クリスマスビフォーの祝日週末金曜日は、素敵な1日をお過ごし下さい。

写真は山陰本線の上夜久野~下夜久野間を通過する、特急こうのとり号城崎行き。(2012年3月撮影)



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