キハ261系1000番台はキハ263系でも良かったのでは

キハ183系の置き換え用として2006年から製造された、JR北海道キハ261系1000番台は現在67両が、札幌運転所と函館運輸所に配置されております。

特急スーパー北斗号と特急スーパーとかち号に使用されているキハ261系ですが、1998年に製造されたキハ261系0番台とは伝達方式や幌の構造が異なる為、混結する事は不可能でございます。

製造年も離れておりますので、キハ261系1000番台はキハ263系として、別形式にすれば良かったのでは無いかと思います。まあその辺りはJR北海道の思惑もございますので、素人の鉄道ファンはどうご意見を言った処で、反映される訳ではございませんからね。

さてキハ261系1000番台は今後、老朽化の著しいJR北海道キハ183系を置き換えて行きますが、安全性を重視してスピードダウンしたキハ261系1000番台に、ビュッフェ車等の製造も希望したい処ですね。

長くなり車内販売も僅かな特急列車しか営業されておりませんので、塗装変更よりもその様な供食設備の車両を、製造して欲しかったと思います。

まあこれもJR北海道に提案しても、「採算が取れない」「輸送人員が減少する」等の理由で、製造されないと思いますが、長い距離をただ座って移動するのも、幾ら雄大な北の大地の景色が楽しめる北海道で有るとは言え、人間1つの事に集中できないと思いますからね。

気分転換できる様な設備は有った方が、良いと思いますからね。キハ261系1000番台にキハシ261を連結して、1号車の先頭グリーン車の次位、2号車へ連結すれば良いのでは無いでしょうかね。

そんなに立派な厨房設備も不要ですし、人員も食堂車に比べればビュッフェの人員は、少なくできますからね。もう鉄道も長い時間、同じ場所で座ったり立ったりして、移動する交通機関では無いですからね。飛行機の様に安全上シートベルトを締めて、基本的にフライト中は座って移動する、交通機関では無いのですからゆったり楽しめる、設備は有っても良いと思いますよ。

さてキハ261系1000番台は、外観の塗装も従来のブルーを基調とした塗装から、シルバー&ブルーベリーの塗装と前面貫通扉は、イエローを基調とした塗装に変更されております。

なんだか従来の塗装に比べると、ちょっと落ち着かない感じの塗装ですが、前面貫通扉のイエローは冬季の積雪時の事故防止も有りますので、やむ負えないかなと思います。まあ個人的には従来の塗装が好きでしたけどね。

将来的には特急北斗号・オホーツク号・大雪号にもキハ261系1000番台が、投入される予定です。その時の運用に備えて、前述のビュッフェが連結されると嬉しいなあと思います。

写真は根室本線の撮影地、御影~芽室間の沼田踏切付近を通過する、旧塗装時代の特急スーパーとかち号。

撮影日2009年9月27日

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