残る富岡~浪江間の20.8kmは再来年の2019年年度中に、運転再開を目指して復旧工事が行われております。
JR東日本としても2020年の東京オリンピック開幕までには遅くとも、復旧させたいと思っていると思いますので、全通した場合は上野・品川又は横浜から、常磐線経由の仙台行き特急リバイバルスーパーひたち号が、651系電車で7両又は11両編成で、運転されるのでは無いかと予想しております。
東日本大震災当日に、原ノ町駅構内で数年も留置されて、真面に動けず結局、郡山総合車両センターに陸送されて廃車解体になった651系付属4両編成の無念もございますので、もし勝田車両センターへ配置されていたならばぜひ、リバイバルトレインとして運転して欲しいと思います。まあいわき~原ノ町間は福島原発の影響で通過扱いになると思いますが。
まあ旅行ツアーで売り出しても良いのでは無いでしょうかね。例えば行きはリバイバルトレイン特急スーパーひたち号の旅を満喫し、仙台で1泊滞在型にして日本産系の松島を巡ってみたり、夜は牛タンの焼き肉も良いと思います。翌日は東北新幹線で帰るコースを設定して、行きと帰りのルートを別経路にする旅のコースや、その逆のコースも面白いかも知れませんね。
E657系も常磐線で全線復旧したら、イベント臨時列車を想定して試運転をしておいても、決して損では無いと思いますね。水戸~仙台を結ぶ団体列車や修学旅行列車を運転するとなると、定員の多いE657系の10両通し編成の方が効率良いですからね。わざわざ勝田車両センターに配置されておらず交流電化区間だと、必然的に電車での運行になりそうですからね。
全線復旧まだあと2年近く掛かりますが、早期の復旧に向けて工事を進めて欲しいと思います。
写真は常磐線の北小金~南柏間を走る、特急スーパーひたち号の上野行き。写真の651系電車はE653系と共に常磐線の特急運用から撤退し、現在はE657系で全て運転されている。また愛称名も特急ひたち号・特急ときわ号に変更されている。
撮影日2011年8月撮影
