全通したらリバイバルトレインの運転を!

今から6年前に発生した東日本大震災による被災で、運転見合わせだった常磐線の、竜田~富岡間の6.9kmが本日から運転再開となりました。

残る富岡~浪江間の20.8kmは再来年の2019年年度中に、運転再開を目指して復旧工事が行われております。

もし常磐線東日本大震災以前の様に、全線で運転再開の運びとなったら、常磐線全線復旧記念として、651系を使用した特急リバイバルスーパーひたち号として、イベント臨時列車を運転するのでしょうかね。

沿線住民も常磐線の復旧を待ち望んでおりますし、南北分断の常磐線が1本に繋がりますので、福島県浜通り地区の自治体市町村も総出で、イベントに参入するのでは無いでしょうか。

JR東日本としても2020年の東京オリンピック開幕までには遅くとも、復旧させたいと思っていると思いますので、全通した場合は上野・品川又は横浜から、常磐線経由の仙台行き特急リバイバルスーパーひたち号が、651系電車で7両又は11両編成で、運転されるのでは無いかと予想しております。

東日本大震災当日に、原ノ町駅構内で数年も留置されて、真面に動けず結局、郡山総合車両センターに陸送されて廃車解体になった651系付属4両編成の無念もございますので、もし勝田車両センターへ配置されていたならばぜひ、リバイバルトレインとして運転して欲しいと思います。まあいわき~原ノ町間は福島原発の影響で通過扱いになると思いますが。

まあ旅行ツアーで売り出しても良いのでは無いでしょうかね。例えば行きはリバイバルトレイン特急スーパーひたち号の旅を満喫し、仙台で1泊滞在型にして日本産系の松島を巡ってみたり、夜は牛タンの焼き肉も良いと思います。翌日は東北新幹線で帰るコースを設定して、行きと帰りのルートを別経路にする旅のコースや、その逆のコースも面白いかも知れませんね。

あと気になるのは、いわき~仙台を結ぶ、特急列車が新設されるのでしょうかね。E653系付属編成も現在、新潟車両センターに配置され、特急しらゆき号で運転中ですがその辺りはどうなるのでしょうか?

E657系常磐線で全線復旧したら、イベント臨時列車を想定して試運転をしておいても、決して損では無いと思いますね。水戸~仙台を結ぶ団体列車や修学旅行列車を運転するとなると、定員の多いE657系の10両通し編成の方が効率良いですからね。わざわざ勝田車両センターに配置されておらず交流電化区間だと、必然的に電車での運行になりそうですからね。


全線復旧まだあと2年近く掛かりますが、早期の復旧に向けて工事を進めて欲しいと思います。


写真は常磐線北小金南柏間を走る、特急スーパーひたち号の上野行き。写真の651系電車はE653系と共に常磐線の特急運用から撤退し、現在はE657系で全て運転されている。また愛称名も特急ひたち号・特急ときわ号に変更されている。

撮影日2011年8月撮影


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