勾配用の機関車で2連1両単位の機関車の為、EF210と比べるとコスト面で高くなり、勾配線区の貨物列車も運転本数が少ない為、25両の製造でストップしている状態です。
中央西線や伯備線の貨物列車で運転されている、愛知機関区のEF64が老朽化により置き換えが進めば、EH200の製造も再開されると思いますが、中央西線の運行でJR東海との線路使用料の問題が、解決していないのでしょうか。
現時点でJR貨物からの公式発表が無いので、今後も暫くは中央西線・伯備線系統の貨物列車は、EF64が牽引すると思いますが、製造から35年近く経ち同機関区の1000番台も廃車解体されておりますから、予断は許さない状況かと思います。
たまにEH200を見ると、旅客会社の客車を牽引する姿も見たくなりますね。例えばJR東日本のE26系カシオペアも将来的に、自社配置のEF64が老朽化した場合、中央東線で運転する機会が有ればEH200の牽引になると思いますが、その場合に中央東線のホーム有効長に支障が無ければ、運転される機会もそう遠く無いかも知れませんね。
撮影日2017年11月1日