大月発着の本数も割と多い中央快速線

おはようございます。今日は1月10日で110番の日ですが、防犯意識も強い昨今の時代に、この標語は意味を持っていると思います。

昨日は中央線の豊田~八王子の通称ハチトタのS字カーブで、同線で運転されている列車を撮り鉄をいたしましたが、その時に思ったのはE233系の大月行きの列車も、平日のデータイムにかなり運転されており、驚いた次第でございます。

国鉄時代で新宿発着の長距離普通列車が、中央快速の増発で減少して僅かな本数になった国鉄末期時代は、東京から大月行きの電車や逆の、大月から東京行きの電車なんて無いに等しかったと思います。

まあ国鉄時代は中央快速も101系・103系(1982年11月のダイヤ改正で撤退)・201系で運転されておりましたが、高尾以西の狭小トンネルが多数存在する中央東線に於いて、入線できる車両も限られており、101系で高尾以西で運転されても、隣の神奈川県の相模湖までの運転だった記憶が残ります。

国鉄時代の中央快速も東京多摩地区の、人口増加でベットタウン化され、東京~高尾の運転を基本に大月・甲府方面に普通列車で移動する旅客は、立川・八王子で乗り換えて行きなさいと言うダイヤでしたし、高尾以西は山岳地帯で県境も近い事も有り、本数も少なくトイレも無い通勤型電車の乗り入れを、躊躇したのも一因だったと思われます。

しかしJR東日本になり高尾以西から長距離通勤客も増えて来ると、自治体や利用者の要望も有り通勤電車の201系を、狭小トンネル通過に対応したパンタグラフへの交換改造で、東京から大月又は富士急行線に乗り入れて、河口湖まで運転される様になりました。

東京から河口湖までの運転は、富士急行線のホーム有効長の問題等も有り、付属4両編成の201系で運転されておりましたが、現在ではE233系が朝夕の通勤時に直通運転を実施しております。

ただ時刻表を見ると平日のデータイムの午後に、東京から大月までE233系の直通電車を、通しで利用される方々は、いらっしゃるのでしょうかね。

まあ早朝で有れば東京・新宿から大月へ向かい、富士急行線に乗り換え富士山や河口湖への観光や登山で、利用者もいらっしゃいますし、夕方になれば神奈川県の相模湖や藤野、山梨県の上野原・大月方面の通勤・通学客の帰宅ラッシュの為、直通運転する意味も有りますが、平日のデータイムで東京から大月へ移動するにしても、新宿や三鷹・立川・八王子で特急あずさ号や特急かいじ号へ、乗換る乗客が多いのでは無いでしょうか。

私も今から20年以上前に、201系10両編成の大月行き快速電車で立川から大月まで移動いたしましたが、平日月曜日の日中は結構空いており、全く乗客が皆無の車両も、藤野を過ぎてから終点の大月までございましたので、現在も日中に10両編成で直通する大月発着の中央快速電車は、スカスカの車両で藤野~大月間で運転されているのも有るのでは無いでしょうか。

だからと言って6両編成・4両編成で運転しても途中の高尾で、分割併合しなければならないし作業時には安全の為、作業員の確保も有り余計な人件費も掛かりますからね。

平日の日中に東京から大月へ通しで利用されている乗客は、どの様な人が多いのか人間ウォッチングしてみたいものです。

写真は豊田~八王子の撮影地、通称ハチトタを通過するE233系T18編成の大月行き1323T快速電車。
平日の日中も1時間に1往復の割合で、東京~大月間で通勤仕様のE233系快速電車が運転されている。
高尾~大月間は山岳地帯で人口もそう多く無い為、10両編成のE233系も藤野以西は、1両に乗客が皆無の車両も有る。


撮影日2018年1月9日


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