タラコ塗装のキハ47ディーゼルカー

おはようございます。10月も早いもので今日で終わりですね。この週末はハロウィンで楽しまれた方もいらっしゃると思いますが如何でしょうか。
さて今日は13年前に、鳥取の松崎~泊間を走る、山陰本線普通列車で主に運用されている、キハ47形ディーゼルカーの写真を掲載いたします。
キハ47も車内更新して座席の交換や、窓枠の固定化等の改造を受けた車両もございますが、JR西日本では未だ暫くキハ40・キハ47・キハ48(一部廃車が出ております)の活躍が暫く見られると思います。
JR東海では既に全廃し、JR東日本も次世代ディーゼルカーの登場で数を減らしておりますし、JR北海道もあと数年でキハ40の全廃を発表しております。
最後に残るのはJR西日本のみになるのではないでしょうか。JR四国もキハ47の解体が画像に出ておりましたからね。JR九州もキハ40・キハ47は事故廃車以外は老朽廃車は出ておらず、キハ47は数億円を掛けて改造した「或る列車」をグリーン車扱いで走らせておりますからね。
しかし1977年に当時の国鉄でキハ10系・キハ20系の老朽化により登場したキハ40系列のディーゼルカーも、今は追われる立場になり廃車解体や海外譲渡へ走った仲も多くなりましたからね。
地味なディーゼルカーのキハ40系列も今後は、JRグループのイベント列車で「懐かしの急行〇〇」等に使用されるのではないでしょうか。キハ47は両開き2ドア車で、JR九州のキハ66系ディーゼルカー塗装を参照にして塗装変更され、キハ40やキハ48はキハ58やキハ65を参考にした塗装で、急行〇〇で走りそうな感じです。実際にキハ48で急行塗装(塗分けがやや異なる)になった車両もありましたからね。
JRも急行型ディーゼルカーがほぼ全廃した現在、キハ40系列の虚構急行で、イベントを実施して増収するのも数年以内に実行されそうな予感です。
まあJR西日本ではキハ47・キハ48の更新色車両の、急行つやま号が走った位ですから旧国鉄色塗装に変更して、芸備線の急行たいしゃく号・ちどり号・さんべ号等を、運転するのではないでしょうか。はばたん塗装の姫新線急行みまさか号も鉄道ファンには評価されるか分かりませんが、小さな子供連れの家族には、喜ばれそうな急行になりそうですね。
まあこれから少子高齢化で、鉄道会社も厳しい経営になりますので、従来の様に旅客をぎゅうぎゅう詰めにして輸送力の増強は辞めて欲しいですね。むしろ楽して移動できる交通機関にして頂きたいと思っております。まあその分魅力ある車内であれば、対価はやや高くても良いですが。
2003年9月撮影


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