電車の妻面はエロティックです!


こんばんは。以前、当ブログにて東急電車の妻面に関するブログを書き込みいたしましたが、今日は東武鉄道8000系電車の妻面の写真を、お届けいたします。
こちらの写真は今月中旬に、東武東上線の小川町~寄居間を乗車した時に、8000系電車の発車直前に小川町で撮影した写真です。
8000系電車の運転台付の制御車、クハ8483は1978年(昭和53年)に、現在は鉄道製造を辞めた兵庫尼崎にある、アルナ工機で製造された車両です。東武8000系電車も兵庫尼崎のアルナ工機から、当時国鉄時代の東海道本線を甲種回送され、EF60・EF65EF66が8000系電車を牽引し、国鉄から東武鉄道の連絡線まで輸送されて来ました。
先日も同じ兵庫神戸の川崎重工から、東武鉄道を半世紀ぶりに受注した、500系特急電車の甲種回送が実施され、EF66が牽引し東海道本線を走りましたので、沿線で撮り鉄された方々も多かったと思います。
さてこちらの東武8000系電車には、23-10・27-10の栗車管の記載された札が別途、掲載されておりますが、これは埼玉県久喜市にある、東武日光線南栗橋に隣接する車両基地の管理センターで、検査を受けた年月が掲載されております。この表記だと下部に記載された23-10は全般検査(全検 以下同じ)で、上部の年月は重要部検査(要検または重検 以下要検)を施工した日だと思われます。
まあ私は車両の検査に関する基準に関しては、鉄道業界の人間では無いので詳しく無いですが、(知っていても現在は機密情報等に抵触する為、ネット等で公言することに規制されている。)おそらく前述の全検や要検の年月かと思われます。
製造から38年近く走っている、クハ8483以下4両編成の8000系電車は現在も、東武東上線の小川町~寄居間と、同越生線の坂戸~越生間で運転されておりますが、再来年には製造から40年経ちますので、検査期限に迫れば廃車解体されるのではないかと思います。
ただ東武鉄道もリニューアルして長く使用する鉄道会社の為、置き換え代替車両が無ければ、検査を通すのかなとも思われますが、もしかしたら前述の区間は10000系電車に置き換えられるかも知れません。
このクハ8483も新製当初は付随車のサハ8983として製造され、セイジクリームで誕生いたしましたがその後、リフレッシュブルーとジャスミンホワイトの塗装に変更されました。更に前面運転台の取り付け改造もされて、新製当初の面影も消えてしまいました。
最近の電車の妻面は窓を廃止し壁面で製造される車両も多くなり、妻面のメーカー銘板や形式も、転落防止幌の設置で見にくくなってしまい、走行時に高速で妻面を見ながら移動を楽しむ、電車の色気を味わえる機会が少なくなり残念な気分になります。
まあ妻面は連結部分で、人間で言えばお尻に当る部分ですので、妻部に戸袋や窓付きの電車が有ると、ちょっと得した気分になります。
もし皆さんが通勤や通学で戸袋や窓が妻面に残っている電車が有れば、一度観察しながら移動してみては如何でしょうか。


イメージ 1