東京発着の特急スーパービュー踊り子号・踊り子号の大宮発着を!

東京・新宿から伊豆急下田を結ぶ特急スーパービュー踊り子号ですが、使用される251系電車は埼玉に有る、大宮車両センターに配置されております。

以前は東京の田町車両センターの配置でしたが、再開発に伴い田町車両センターは廃止され、大宮車両センター配置となりました。

東京・新宿発着の場合、大宮へ車両を回送する為、上野東京ライン湘南新宿ラインの線路を経由いたします。まあ大多数の乗客が東京・横浜での乗降になりますので、大宮での客扱いしても採算が見込めず、回送にしていると思いますが、大宮車両センターへ回送される場合、大宮駅の7番線に運転停車もいたしますので、車両回送がてら旅客営業扱いしても良いのではないでしょうか。

車内販売に関しては東京や新宿発着での営業でも構いませんが、上野・赤羽・浦和・大宮への乗降扱いが有れば、埼玉地区や東京北部地区からの利用も便利になります。

251系の場合、特殊なダブルデッカー構造とハイデッカー構造で、乗員も他のJR車両の様に簡素化する事ができない点も、回送にした方が安上がりだと思われます。しかし大宮車両センターへ回送し空気を運ぶならば、旅客扱いも有りかと思います。

車掌も1名~2名位でも良いと思いますので、乗客数が少なければ1名でも良いと思います。まあ受け持ちの車掌区が東京の丸の内の場合だと、また東京へ戻ったり大宮へわざわざ行かなければならない面も有るし、上野駅では構内配線の関係で、時間調整の停車も長くなる場合も有るので、煩わしさも感じると思います。

しかし折角、埼玉の県庁所在地の浦和や、商業都市の大宮を通りますので、旅客営業を行っても良いのではないでしょうか。もし要員の関係で毎日回送がてらの営業が難しい場合は、土休日や繁忙期だけでも構わないと思います。

上野東京ラインが開通して2年近くが経ちましたが、特急列車に関しても直通運転をそろそろ実施しても、良いのではないでしょうか。

大宮支社との調整も必要になると思いますが、めざましく発展する埼玉の為にも、ぜひ将来は回送区間も営業運転を、行って欲しいと思います。特急踊り子号も勿論、大宮発着が可能であれば望みたいですね。

写真は東十条~王子間を通過する、251系特急電車の回送列車。(撮影日2017年4月23日)





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