これから武蔵野線205系も本格的に置き換え始まるかな!?

今日は大阪環状線で、48年間に渡り活躍した、103系電車のさようなら運転が行われました。各駅には多くの鉄道ファンが詰めかけ、103系に別れを告げながら、カメラを片手に見送りしておりました。

大阪環状線JR西日本の車両が多くなりましたが、残る201系も来年の秋頃には、全廃になる可能性も高く、大阪環状線の近代化が一気に進むと思われます。

さて東京の環状線と言えば、山手線でございますが、東京近郊・郊外の環状線(完全なる環状線では無い)と言えば、武蔵野線になるかと思います。

何度か武蔵野線に関しては、当鉄道ブログでも書き込みしておりますが、205系209系500番台で運転されております。また現在、試運転中のE231系0番台が間もなく武蔵野線で、営業運転を行う予定です。

武蔵野線東海道本線から、東北本線高崎線常磐線・千葉方面の貨物列車も運転されており、旅客と貨物が同じ線路を走っております。元々、貨物線として建設された経緯の路線ですので、踏切も無くトンネルの多い路線ですが、高度成長期時代に建設され、東京郊外もベットタウン化で人口が増加した為、旅客化した路線でございます。

その為、駅の有効長が8両編成分(一部の駅は10両分有り)しか無い駅が多い為、10両編成の電車をそのまま運転する事ができず、編成を8両化したりして転属改造しなければなりません。

また前述の通り、ベットタウン化された沿線を経由いたしますので、朝夕のラッシュ時間帯は混雑しております。改善策としては、編成増や増発と言った処ですが、貨物列車のダイヤとホーム有効長の関係で、中々難しい面もございます。

やはり武蔵野線の解決策は、広幅電車への早期置き換えと効率化によって、混雑緩和を行うのが有益かと思います。山手線のE235系増備により、E231系500番台を中央総武緩行線に転属させて、同線のE231系0番台を武蔵野線へ転属させて、205系を置き換えた方が良いと思います。

205系も最終増備された京葉線仕様のメルヘン車はまだ若いのと、寒冷地での改造で日光線宇都宮線に転属しても良いと思いますが、元山手線で運転されていた205系は、老朽化や故障も発生しておりますので、それらの置き換えの為、早期の広幅電車への置き換えが必要になると思います。

国鉄型車両が消えて行くのは寂しい限りですが、安全で快適に移動できる事が、鉄道のメリットになりますので、そろそろ本格的な置き換えを望みたい処です。

写真は東川口~東浦和間を走る205系電車。前面の行先表示器がLED化改造された車両も存在する。

撮影日2017年9月9日


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